宮本常一が「大図解シリーズ」に登場!
昨日9月2日(日)の中日新聞・朝刊を見た
サンデー版として「学校の教材に役立つ大図解」に
なんと宮本常一が登場!
この大図解シリーズは、小中学生にもわかるよう
社会・経済・政治・文化・国際問題など今日の話題を取り上げている
大人もけっこうこれを読んでいる
難解なことがよく理解できて役立つことも多い
そこに「宮本常一」の登場だ
いや~驚いたなぁ~
いよいよ宮本ブームかな、?
まさか!
「旅に生きた民俗学者、宮本常一」というタイトル
なぜ、いま宮本常一か!
お定まりのノンフィクション作家・佐野真一氏が書いている
今年は生誕100年だ
各地でイベントもいろいろあった
東京都府中市郷土の森博物館や
生まれ故郷・周防大島文化交流センターなどで
特別展や講演会など開催された
私も府中市での特別展・講演会に参加した
また、生まれ故郷の瀬戸内海・周防大島へも行ってみました
詳細は私のブログ・カテゴリーの「宮本常一の世界」を読んでくださいね
宮本常一はすごく偉い人だったという顕彰よりも
宮本がめざした意思やその精神を引き継いでいくことの重要性を実感しました
疲弊した田舎をどう立て直すか、
何も知らない国からのバラマキ補助金なんていうものじゃなく
自立した地方の庶民が生きていける技術や知恵を育てていくこと
これが一番必要だということだ、と思う
日本地図が赤くなるほど歩きに歩いた宮本常一
民俗学者、という顔より地方を救う、よき相談者・指導者のような役割が多かった
佐野氏が書いているように
今の腐りきった政治家・官僚に対する怒りや
日本社会の荒廃に対する嘆き・不安が
この「忘れられた日本人・宮本常一」に
今、注目が集まっている理由ではないだろうか
私は、それに加えて現在の「旅ブーム」、「歩きブーム」が後押ししているように思う
中高年を中心に多くの人が、
健康のために始めたウォーキングがだんだん歩くうちに
対象としてみる風景に心を動かされ、
歩けば歩くほど地方が疲弊していることの現実を
肌で実感したのではないか、と思う
これが車も鉄道もない山深く、あるいは離島へと自分の足で
歩き続けた先人・宮本常一を尊敬と驚きのまなざしで見るようになった
しかし、マスコミで取り上げられるとブームが広がるほど
萎むのも早く、またまた「忘れられた日本人」になってしまう恐れがある
大図解シリーズでの登場は歓迎すべきことだが
これまで、コツコツと、しかし着実に育ってきた
各地方の小さなミヤモト達をやみくもに騒ぎ立て
芽を摘むことはやめなければ、無駄になる
とにかく一人一人が歩いてみて、自分で見て、自分で考える
ここから始まるということだ
宮本の父・善十郎の10ケ条はその原点である
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