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2011年1月30日 (日)

なりゆきを生きるか(1)

今朝起きたらまた銀世界だった
昨日は本当に空気が冷たかった

なんか今年は雪が多いな

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豪雪地帯の人は大変だろうと思う

九州では新燃岳が噴火して町が火山灰で覆われ
これまた大変だ

宮崎ではまた鳥インフルエンザで大量の鶏が殺処分
され大変だ。さらに豊橋でも。

東京・秋葉原のホコ天がおよそ2年半ぶりに再開されて
大勢の人が歩いている。

ここで無差別殺人が
あったことなど忘れたかのように

亡くなった人は
たまたま、その場所にいたという偶然なのか
運命なのか、分らないけど

そこで死ぬなんて最後の最後まで
誰一人予想してなかっただろう

人生はなんて理不尽なんだ、と
思ってももう遅い

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もうすぐ節分だ。そして立春。
デパートやスーパーでは、節分の行事
豆まき、恵方巻とかの予約があったり

バレンタインデーのチョコレートなどのコーナーが
あって季節感を演出している

現実の生活感覚からかい離して商売に乗せられている
上辺だけの四季感

それでも何となく春が近いかな、なんて期待もあって
冷たい雪景色を眺めている

畑仕事はお休み中で、何となく体がなまる
近所のお元気さんは雪が降っても
毎朝の散歩は欠かさない

病弱な体ではとてもまねできないな

晴耕雨読ならぬ晴耕雪読でやたら本を買ったり
図書館で5冊10冊単位で借りたりしているが

いかんせん、トンと遅速ですぐ眠くなるから
困ったもんだ

そんな中で印象的だった著作がある

芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久氏著の
「中陰の花」だ

Img_0682

人は死んだらどうなるの?とかの小説なんだが
とても興味深かった

それにNHKhi「プレミアム8・」で
玄侑宗久「なりゆきを生きる」を特集していた

まさにタイムリーな番組で興味深く観た

こういう小説や番組が気になるというのは

現役を退き、悠々自適とか第二の人生とか
言われる頃になると
何となく自分の死ということを意識するとか

リタイアの先にある空漠感、というか
奇妙な倦怠感が自分を襲うことがある

無我夢中の中からポイと抜け出した後の
疲れとでも言おうか

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玄侑宗久さんは言う
「この世の中を生きていく、すなわち諸行無常を
生きて行くってことは、なりゆきを生きるってこと
ではないでしょうか」

一見、なにか「なりゆき」まかせって、
悪いことのようにとらえますがそうではない

生老病死といったことは、人間一人では
どうすることもできない

たとえ頑張って努力したとしてもだ

自分の思ったとおりに、計画通りに生きられたとして
はたして幸せだろうか

どうしようもない流れにあがらうことはできない

しかし、決然をして生きることで波も変わるかも
しれない

「なりゆき」のなかに身をまかせることで、

より大きな人生を生きられるのではないか

そう言われてみると
確かに、私自身を振り返ってもそんなことは
いっぱいあった

反発したり、あるときは逃げたり…

けど、それがけっきょく敗北のような気がして
後味が悪い

とてつもなく大きな流れにはどうあがいても
どうすることもできない

けっきょく、その中に身をまかせることで
自分を生かしていく

そうせざるを得ないのが人生だ

そう思うのが凡人としての正直な心だろうな

と私は思うのだがね…

自分の人生の流れが
あらかじめ決まっているわけじゃない

「ひょん」なことをどう取り込んで生きるか

そういえばテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」
という歌は
人生の哲学をうたっているんじゃないのか、という気もする

自分の残された人生が
なんとなく数えられる年齢になってしまうと

「なりゆき」を決然と生きるという意味が
なんとなくわかるような
気がするのだ

                 (続く)



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