松江・出雲の旅(6)
さあ、次は博物館だ!
出雲大社の東に隣接している博物館
正確には「島根県立古代出雲歴史博物館」
外観は古代とは打って変わった現代的な建築だ
広い敷地に長い歩道が続き
いやがうえにも期待感が湧いてくる
ガラス張りの明るい空間が広がり
古代と言う何となく暗いイメージを吹き飛ばしてくれる
美人で清楚な受付嬢?が良いよね
特に笑顔がおお!て感じかな
モギリの女性も「この半券で何回でも入場できますよ」
というのも親切で好感がもてるぞ
さて、ここでの見ものは3つだ
最近、発掘された3本の巨大柱
そして加茂岩倉遺跡の銅鐸
それに荒神谷遺跡の銅剣だ
いきなり、その3本の巨大柱の展示だ
これは、写真撮影OKだ
2000年に大社境内から出土した
鎌倉時代のものといわれる
3本を鉄の輪でくくって建てたもののようだが
高さをめぐっていろんな説があるそうだ
48メートルあったとか
それらの説に従い復元した模型がある
あの諏訪大社の御柱祭を見ていると
高層建築は可能であったのではないか、
と私には思われた
さらに銅鐸も素晴らしい
まだ15年ほど前に発掘された39個の銅鐸
ひとつの遺跡からこれだけ出たのは初めてとか
それに昭和59年に荒神谷遺跡から発掘された
358本もの大量の銅剣には圧倒される
銅鐸とともにこの銅剣も国宝に指定されている
このことを考えるとやはり出雲には
かなり大きな部族がいたことは間違いない
古事記がなぜ出雲に関する記述が多いのか
ますます面白いなあ、と思う
あまり熱心に見ていたらもう昼だ
疲れたので、ちょっと休憩
館内のカフェ「阿礼」でランチだ
古代米薬膳カレーを食べた
腹ごしらえの済んだ後、再び展示室に入る
先ほどのモギリ嬢も笑顔で「どうぞ」を歓迎
それにしてもこの博物館には
多くのボランティアガイドがいる
うっとしく感じる場合もあるが
時には思いきって訊ねてみよう
年配の女性ガイドさんに
「出雲国風土記」について
いろいろ説明してもらい、
新たな世界が広がった
島根半島を引っ張ってきた「国引き神話」
古代の製鉄法・たたら製鉄など盛りだくさん
こりゃ、日が暮れそうだよ
次の目的地・日御碕へ急ごう
〈続きは次回(7)へ〉
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