« デジカメ、水没! | トップページ | お千代保稲荷の三不思議? »

2010年7月28日 (水)

路上観察学会 物件品評会in茅野

「諏訪の記憶とフジモリ建築」と銘打って
藤森照信展が
2010年7月24日から
茅野市美術館で始まった

その関連企画として
6月26日に
「路上観察学入門講座」
7月24日に
「路上観察学会 物件品評会 in 茅野」
があった

前回の入門講座に引き続き
今回の物品品評会にも参加

「にしみの夢通信」は
「路上観察」も大きなテーマとしておるので
こりゃ参加しないわけにはいかんだろう

物件の公募もあったので、
私も数点応募をしたのであります

さて、24日は早朝大垣ICから諏訪ICまで
ぶっ飛ばして9時30分ごろ茅野市に到着

Img_7105

今回の入場整理券はこの時点で100人目であった
600人収容のホールですが
前回の様子からまあ300人くらいと予想した
超満員にでもなればそれこそ恐ろしい


午後1時半、開場
予想どおり開場の半分ぐらいが埋まった

2時から「路上観察」についてのDVD映像が流れ
これまでの優良物件が紹介された

2時半から品評会がスタート
路上観察学会の5人のメンバーが登場

赤瀬川原平〈作家、画家)
藤森照信(建築家)
南伸坊(イラストレーター)
林丈二(エッセイスト)
松田哲夫(編集者)

いずれも個性があって
登場するだけで楽しくなる
Img_71131

まずは5人それぞれが
茅野市を歩いて見つけた物件の紹介

今年の4月3,4日の御柱祭の日に
事前に歩いて採集したとのことだ

スクリーンに物件ひとつずつ映し出される
松田さんが進行役を務め
写した本人が説明する
それについて他のメンバーがコメントする

たとえば林さん
お稲荷さんに大小のキツネの置物が並ぶ
その中に、ネコが混じっているのを発見!
タイトルは「キツネコ」
何で招き猫がいるのか謎だ
この可笑しさがいいんだな!

赤瀬川さんは石造物が多いのに着目
珍しい騎馬地蔵もある

藤森さん、南さん、松田さんは蔵ワッペンに注目
「蔵ワッペン」とは、
蔵の棟木を隠すための飾りのことで
地元出身の藤森さんが命名した?

いわゆる蔵ワッペンは私の見たところ
ほとんど「水」だったり「魚」だったり
その家の苗字や家紋のようなものばかりだった

茅野では大黒や恵比寿、鶴亀など多彩だ

石造物の多さもビックリだ
祖先の代から引き継がれてきたもので
路上の片隅などに置かれている

こうした5人の雑談は
それぞれ違う視点があり
また共感しあったり、
異議を唱えたりで
まとまるようでまとまらない
そういうところが
ホントに愉快なんだ

デモね~、
それぞれの面白さは
ここでどう説明し書いてみても
なかなか伝わりにくいんですヨ


これらの採集物件の写真は
「藤森照信展」の中で見られるので
関心のある方は、どうぞ
8月29日(日)まで開催してますよ

さて、次は一般からの公募物件の品評です

松田さんが
「今回、250点余りの応募があった
そのうち50点ほどに絞りましたので
選から漏れた方はごめんなさい」
と事前にお断り

いよいよ物件が映し出される

私も応募したのでドキドキである

ランダムに物件が写されて
学会の先生方がコメントとか感想とか
述べながら進行していく

お!出ました!
私の応募物件
まずはこれです
Img_2049
どうです?
何か顔に見えますでしょ!
長いまつげしてますね
何てかいてあります?
なんて話されてましたような

こういうタイプの物件
つまり建物が顔に見えるものを「フェイス」
応募物件にはけっこうありましたね
髭生やしたり、笑っているようなもの
で、こういうタイプは探しやすいんです

まだありました!
これです
Img_2030
これ、どういうものか分ります?
蔵を巻き込んで家を造ってあるんですよ

普通、蔵って大きなお屋敷の西北辺りに
ドンと建ててあるでしょ
「蔵の形や蔵ワッペンもよく出ていて
わかりやすいですね」なんてコメントもあった
「こういうのは、この地方ではよくみかけますよね
藤森さん、なんていうんですか?」
「確か、建て込みっていうかな?」
こんな会話もあったようです

この2点が何とか、50点中に選ばれた

でも、他の応募物件をず~と見てますと
私の物件はどうも一般的すぎて
何かインパクトにかけると思いましたね

応募するのにも、
イマイチ自分としては面白くない
と思いましたが、めったにないチャンスですので
応募したんです

5人の選者が優秀物件1点ずつ選出しました

お稲荷さんのミニ鳥居
ミニクーパーの前部分のみの看板?
いい加減なもので屋根を支える物置
蔵の窓を支えるえびすさん

あと、何だったか忘れました

選ばれた物件の応募者の話から
ほとんどが地元の人だったようだ
そうじゃないとこれだけの傑作は見つからないゾ!

私のように初めての旅人としてと茅野、諏訪に来て
ほんの数時間ずつ歩いただけだから
ポイントが押さえられない、のが辛い
もう少し歩かないとね

でも、最後に藤森さんが
「僕の地元で路上観察やって、何にもない
面白くないなあ、と言われないかと心配してましたが
けっこう面白いものがたくさん出てほっとしてます」
というような感想で締めくくっておられましたし

赤瀬川さんも
茅野には祠や石やら不思議なものがたくさん
残ってます、なかなか面白いね」とか

誰でしたか
「どんなものが出てくるのか心配でしたが
今回は相当レベルも高く路上観察をよく知って楽しんで
おられる」
とかでよかったです

こうして5時にやっと品評会は終わりました

いや、実に面白かったし、
自分の進む道はまだまだ遠くて険しい(笑)ことを
痛感しました

「路上観察は奥が深いし幅もひろい」


(開催中の藤森照信展については、あらためて書きます)

« デジカメ、水没! | トップページ | お千代保稲荷の三不思議? »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/111086/35909301

この記事へのトラックバック一覧です: 路上観察学会 物件品評会in茅野:

« デジカメ、水没! | トップページ | お千代保稲荷の三不思議? »

2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

日本ブログ村

最近のトラックバック

無料ブログはココログ