松江・出雲の旅(7)
博物館から出て、レンタカーで西に向かう
すぐに海が見える
日本海だ!
この辺りは「稲佐の浜」と呼ぶ
旧暦10月、神無月だが出雲では神在月(かみありずき)
まあ、今風に言うなら
神さまの全国大会がここで開催されるのだ
高校野球が甲子園でやるようなもんかな?
チョット違うかな〈笑)!
ともかく、この稲佐の浜に海から神さまが着くらしい
で、毎年歓迎会(神迎神事)を開く、という
この浜を右折して海岸線に沿って上っていく
車を止めて振り返ると日本海の荒波がみえる
まずは、日御碕神社をめざす
道から少しはずれ、下ったところにありました
ほとんど、人は見かけません
朱塗りの立派な楼門です
こんな寂しいところに驚きです
回廊もなかなかのもんです
本殿は二つあり権現造りで、
徳川家光公の命により
建てられたとかで、
今では国の重要文化財になっている
日御碕神社は、
神の宮にスサノオの命
日沈の宮には天照大神と
二柱が祀られている
特に、日沈の宮は、伊勢神宮が日が上る昼を守る
に対し、
日の沈む夜を守るために祀られていることが
少し不思議だと思う
神社の先は小さな漁港になっている
海風にあたると、じつに気持ちがよい
ちょうど漁船が漁から帰ってきた
なにを獲ってきたのだろうか
このあたりウミネコがテトラポット上にびっしりで
「ガオ、ガオ」とうるさいこと
ウミネコの繁殖地として
国の天然記念物になっているんだとか
でも、港があって、船がいて、
波が打ち寄せ、キラキラまぶしい
ウミネコが空に舞い
海風が頬にあたる
とても旅ごころをくすぐるんだ
海のない県に住んでいるせいだろうか
海の見える風景は、いつも感動しちゃうんだ
さらに岬に向け走ると灯台が見えてくる
地上39メートルあり、もちろん日本一だ
明治時代に日本人の手で設計・建築された
石造りの美しい灯台です
200円払うと上ることができる
ただし、すごい回り階段で、180段くらいあった
高所恐怖症の方は止めた方がよろしい
なんとか上に上がってみると、
海風がびゅんびゅんあたって気持ちがよいけど
怖いな~
手すりが高いけど、ちょっとビビる
下を写したらこんな感じだ
ちょっとガスってて見通しは悪かったが
晴れた日には大型船など見えるだろうね
灯台見学を堪能したから
二日目の日程は終わりで、
今夜の宿、玉造温泉をめざす
で、途中小腹が空いた
となれば当然、出雲そばだ
3段になっていて、つゆをかけて食べる
美味いけど、やっぱり私には信州そばが好みですな
夕方、宍道湖の夕日が見えました
さて、今夜の宿は、温泉宿ですが、
ネットで素泊まりで予約してしまいました
松江に戻って夕食です
大橋川にかかる
松江大橋のふもとにあるお店に入りました
水が軒先まで波打っています
サギやらカモメがえさをねらって
行ったり来たり
橋を通る人々の姿をぼんやり眺めて
食事を待ちます
トビウオの刺身、アゴの野焼き、
うなめし(茶漬け)がありました
腹いっぱいになって、今夜の宿に入りましたが
さてさて、驚くことが…
〈 続きは次回(8)へ 〉
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