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2010年6月17日 (木)

おくやみ

先日、名古屋の叔母が亡くなった
知らせに驚き、通夜、告別式と慌ただしく終わった

享年94歳だった
まだ今年の3月には元気な笑顔が見られた

会うたびに自分もこの年までこんな元気でいられるだろうか
なんて羨ましくもあり凄いことだと感心していたのに

詩吟を教えておられたから
声に艶があり張りがある
それに何事にもクヨクヨしない
根っからの明るい性格であった

町内会でも人気者だったようで
大勢の会葬者が焼香に列をつくった

私の家が在所元にあたるため
いろいろ昔の話を聞かしてもらった

話し方がめっぽう上手く
情景が目に浮かんでくるかのようで
ホント面白かった

悲劇あり喜劇ありの涙と笑いの
楽しい思い出もかずかずあった

叔母はお茶目でおしゃれでもあった
昭和初期の娘時代には
宝塚スターのようなメイク、ファッションで
ポーズを取っているいる白黒写真が今でも残っている

そんな叔母が今はもう白骨になってしまった

まさしく「朝には紅顔、夕べには白骨」となる身である

Img_1849

ここ数年ツレアイの両親を亡くすなど近親者を多く
見送っている

私がそういう年齢に来ているのだろう
生前のお付き合いの濃淡はあるが
いろいろと私の人生に多く関わった人だけに
寂しい思いがする

映画「おくりびと」や
直木賞受賞作天童荒太「悼む人」
など最近、死について直に見つめる作品が注目されている

生きていることの実感がもう一つ感じられない
将来に対するおぼろげな不安もある

救い、となるような信仰も持てない

せちがらい世の中、頼るべきものはやっぱり家族か
しかし、それも最近少子化や老齢化などで危うい

「この方は
生前誰を愛し
誰に愛されたのでしょうか?
誰かに感謝されたことはあったのでしょうか?」
と「悼む人」の主人公は問う

毎日、新聞に掲載される「おくやみ」の記事

光男(88) すみ(59) 勝彦(42) 美智子(79)
隆一(60) 茂(88) たけ子(81) …

今日も多くの人が送られている

私には知らない人だが、
皆きっとかけがえのない人なんだろう

それぞれの思い出を残して旅立っていった
そして送る人も…

なんだか一杯飲みたくなったなあ
ちあきなおみの「紅とんぼ」をききながら
 …

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