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2010年6月30日 (水)

路上観察学入門講座

確か、大垣の美術館だったと思うが
藤森照信展のパンフレットを見つけた

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ほんとに偶然だ

そのなかに、関連企画として
「路上観察学入門講座」が
開催されることを知った

場所は長野県茅野市である

ちょっと遠いけど
路上観察をブログしている私として
これを見過ごす手はない

よし、行くぞ!

6月26日、小雨降る早朝
整理券を配布します、ということで
会場の茅野市民館前に並んだ

20人くらいが並んだ
8割が女性である

午後1時半、会場に入場
300人程のホールに半分ぐらいが埋まった

まあ、これが超満員だったら
逆に驚いちゃうけど
やっぱ、これくらいが一番いいんじゃないかな
ダレカレもが路上観察だといって
ウロウロ歩かれたら困るもんな!

2時開始

藤森照信氏、林丈二氏のお二人が登場
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ラフなスタイルでスライドを見ながら
「路上観察学」入門講座が始まった

「路上観察」っていうと
超芸術トマソンの赤瀬川原平、ってなるし
「路上観察学入門」なんて本が
ちくま文庫から出ている

でもね
今日は活字ではなく
生の声が聞ける

こんな機会は、めったにないぞ!

林さんは「観察学会」仲間では
おしゃべりがあまり得意じゃないと
いつも控えめであるそうだが
実はなかなかの人なんであります

1970年、林さんはマンホールの蓋の面白さに
気づき路上観察への道に入った

1972年には赤瀬川さんらが超芸術トマソンに
目覚めた

1974年に藤森さんが「東京建築探偵団」を結成

そして、
1986年「路上観察学会」が結成された


70年代前半、奇しくも
それぞれが同じようなことを
考えていたんですね、と藤森さんは言う

それからもう35年だ

まだ、飽きもせずに続いている
って少し苦笑いの藤森さん

続いて林さんが、
いわゆる「物件」の「名品10選」を
解説する

その中には、
トマソンの記念碑的な「純粋階段」や
「にわとりテレビ」
「世界一楽しい滑り台」などがあった

そのあと、林編の「100選」の解説
どの物件も面白く
さすがよく「路上」を「観察」されているな、
と思いましたね

見ただけで笑える物件もあります
タイトルをひねったり
少し説明すると「ナルホド」と思わせる物件

イヤ~、さすがですわ

藤森さんや林さんの話はとても刺激的です

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  (会場となった茅野市市民館)


私、「にしみの夢通信」子も
謙虚に振り返って
原点に戻らないとダメですね

私の路上観察も
近頃だんだん新鮮味がなくなり
マンネリ化しております

そりゃ面白い物件は、ぼこぼこありませんよ
歩き回ってみたって発見はそんなにはありません

発想力、好奇心、想像力、着眼点
みんな必要だがそれだけでもないしね

「運」やら「ツキ」もあるんじゃないかな
そう感じましたね

「都市整備や改造に伴いこれから先
物件はどうなっていくんでしょうか?」
という質問には
「「確かにバブル以降、東京も街がきれいになり
物件が相当減りましたね。
新しい街にはあまりありません。
つまり生活のあるところじゃないとダメなんですね

山の中とかいったところにはないですね

東京でも山の手では
玄関周りなどキレイすぎてないですね

下町的なところが面白いんです

庶民的というか家が狭いので
生活が玄関先にまではみ出だしてくるんです」
と林さん

こんなトークが軽妙に続く

路上観察の元祖筋だけに
単なる物件の面白さだけでなく
生活者と観察者との微妙なズレが
あって成り立っていることや
不思議な人の心理など
社会経済的、歴史的背景にまで
食い込んでいく

仕事に忙しい人は
道を歩いても
単なる風景であり
何も感じない

たまには「道草をする」ことが
大事ですね

2時間余りがあっという間に経過し
講座は終了した

二人の人柄が十二分に見られ
ホントかぶりつき生の面白い講座でありました。

感謝、感謝!

2010年6月24日 (木)

アマガエル

今年の梅雨は陽性型だろうか
2日雨が続いたと思うと晴れ間がある

今日のようにお日さまがガンガンしても
時折涼しい風が来て気持ちがよい

私の畑にアマガエルがたくさんいる
ナス、トマト、キュウリ、エダマメなどなど
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きっと畑にやってくる小虫を狙っているのだ
面白半分にちょっと触ってやると
おしっこをかけて飛び逃げていく

私の畑は無農薬だから
安心して虫や蝶や鳥が来る

おかげで、葉っぱが虫食いだらけ

梅雨と言えば
ジメジメして蒸し暑い
そういう印象が強く
厭な季節だという人が多い

でも
野菜を作り始めて
雨の有難味がわかる

いくら肥料をやっても
雨が降らないとダメ

雨が降った翌日に
畑に行くと
見違えるほど野菜が大きくなっている

曇っていても
キュウリはちゃんと身をつけてくれる

雨のおかげだろう

採れたてのみずみずしい
シャキとしたキュウリは
家庭菜園ならではの味だ

雨は同時に雑草にも
降りそそぐ

こいつは厄介だ
取ってもとっても
あとからどんどん生えてくる
自然界の生命力に驚く

四季のある日本に
住んでいることの喜び

梅雨にはアジサイがよく似合う
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明日は晴れそうだが
そのうちまた雨だろう

梅雨も楽しむ

そんな気持ちになってきた

2010年6月19日 (土)

ハナショウブが見ごろです

梅雨の合間をぬって
大垣市の北部にある
曽根城公園のハナショウブ園に行ってきました
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土曜日の午後とあって、けっこう賑わってました
ほとんどがマイカーで来ております
お年寄りも目立ちます
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観光バスも2~3台来ておりましたが
奥の細道や谷汲観光の寄り道でしょうかね
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このハナショウブ園は曽根城公園の一角にあって
無料の施設のため花愛好家には人気だ
ハナショウブが約150種、2万株が植えられている

白、紫、黄色、ピンク、など色とりどりできれい
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ハナショウブの名所は全国あちこちにあり
東京の堀切菖蒲園などは有名だ

まあ、こちらはローカル版だけど
散歩気分で訪れるには近場がいい

先週の土日は「花しょうぶ祭り」があった
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蒸し暑いこの頃は夜来てもいいんじゃないかな

ライトアップが6月一杯は実施されてるらしいからね

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西美濃地方でも花の名所はあります
牡丹なら大垣・赤坂のお茶屋屋敷跡
薔薇なら大野町のばら公園など
ユリは谷汲のユリ園
梅や桜、紅葉はあちこちにあります

海津市の木曽三川公園もチューリップなんて有名です

どういうわけか日本人は
季節ごとの花がとりわけ愛でるのでありますね

それだけ日本は自然が豊かといえるのかもしれませんね

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短歌や俳句も季語を取り入れたりして
万葉のころから自然に親しんでいましたからね

四季の変化に敏感なんでしょう

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花を知らない私でも
美しい花をみれば、心が安らぎますから

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ワンちゃんだって同じかもしれません

でも、咲き誇るのはあっという間で
すぐしぼんでしまいます

そこに人生を観てきたのでしょう

まあ、そんなヘリクツは置いといて
単純におーキレイだなぁ~と思えばいいのかもね

2010年6月17日 (木)

おくやみ

先日、名古屋の叔母が亡くなった
知らせに驚き、通夜、告別式と慌ただしく終わった

享年94歳だった
まだ今年の3月には元気な笑顔が見られた

会うたびに自分もこの年までこんな元気でいられるだろうか
なんて羨ましくもあり凄いことだと感心していたのに

詩吟を教えておられたから
声に艶があり張りがある
それに何事にもクヨクヨしない
根っからの明るい性格であった

町内会でも人気者だったようで
大勢の会葬者が焼香に列をつくった

私の家が在所元にあたるため
いろいろ昔の話を聞かしてもらった

話し方がめっぽう上手く
情景が目に浮かんでくるかのようで
ホント面白かった

悲劇あり喜劇ありの涙と笑いの
楽しい思い出もかずかずあった

叔母はお茶目でおしゃれでもあった
昭和初期の娘時代には
宝塚スターのようなメイク、ファッションで
ポーズを取っているいる白黒写真が今でも残っている

そんな叔母が今はもう白骨になってしまった

まさしく「朝には紅顔、夕べには白骨」となる身である

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ここ数年ツレアイの両親を亡くすなど近親者を多く
見送っている

私がそういう年齢に来ているのだろう
生前のお付き合いの濃淡はあるが
いろいろと私の人生に多く関わった人だけに
寂しい思いがする

映画「おくりびと」や
直木賞受賞作天童荒太「悼む人」
など最近、死について直に見つめる作品が注目されている

生きていることの実感がもう一つ感じられない
将来に対するおぼろげな不安もある

救い、となるような信仰も持てない

せちがらい世の中、頼るべきものはやっぱり家族か
しかし、それも最近少子化や老齢化などで危うい

「この方は
生前誰を愛し
誰に愛されたのでしょうか?
誰かに感謝されたことはあったのでしょうか?」
と「悼む人」の主人公は問う

毎日、新聞に掲載される「おくやみ」の記事

光男(88) すみ(59) 勝彦(42) 美智子(79)
隆一(60) 茂(88) たけ子(81) …

今日も多くの人が送られている

私には知らない人だが、
皆きっとかけがえのない人なんだろう

それぞれの思い出を残して旅立っていった
そして送る人も…

なんだか一杯飲みたくなったなあ
ちあきなおみの「紅とんぼ」をききながら
 …

2010年6月 9日 (水)

長浜グルメ

久し振りに長浜に行った

あの滋賀県長浜市の黒壁スクエアである

岐阜県といっても大垣からは1時間以内で行けるから
ちょいとした庭気分である

どこに何があるのかほとんど知っている(つもり?)ので
お散歩気分で散策する

休日などはどこも満員の盛況だが
今日は平日、しかも水曜日

観光客もまばら

海洋堂や黒壁ガラス館はご挨拶程度に顔を出す

女性はこんなトコをぶらつくのが好きなんだよね
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ガラス館で「ビールグラス」を1個購入する
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ランチはいつも「茂美志屋」だ
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もちろん名物のっぺいうどんを食べる
10センチもある大きなシイタケが入り
どろりとしたとろみの醤油だし
生姜の香りがして寒い時が最高
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でも汗をかいて食うのも良し
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土日などいつも行列ができておりますが
今日はスムーズに待ちなしでした

腹が満腹になって、食後の運動
長浜八幡宮まで歩く
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曳山まつりはすごい人出なんだろうな

黒壁スクエアは歩く範囲はごく狭い地域だ
一歩外れると普通の民家があるだけで
観光客もUターンしてその範囲を出ることはまずない

せいぜい足を延ばしても大通寺(長浜御坊)あたりで
あとは長浜城、盆梅展の時は慶雲館までかな

そうなるとリピーターの楽しみは何だ?

そう、ショッピング、とグルメであります

私たち(ツレアイ)もそうなんです

で、長浜浪漫ビールへ行きました
残念ながら車なので飲酒できません
ピルスナーなど地ビールを買いました
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独特の香り、味、のどごし、好きですねぇ

それから、石窯焼きのパン
プレーン、1個650円
これまた、皮が固く、中はふわふわ
焼きたてでかみしめると何とも香ばしく味が出てきます
コーヒーにピッタリです
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それに、丁字麩(近江八幡の名物?)
なつかしい
「あたり前田のクラッカー」
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これらは別に長浜名物じゃないですけど
大垣のお店ではなかなか手に入らないんです

で、つい買っちゃうんです
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長浜堅ボーロやら親玉まんじゅう、がらたて?とか
いろいろあるんでこりゃなんだ、って買ってくるもの楽しみ

散策グルメの長浜もホントいいもんです

2010年6月 6日 (日)

壁画 発見!

素晴らしい壁画を見つけた
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街を歩いていたら偶然目に飛び込んできたんだ

何ともいえぬこの不思議な形に釘付けだ

白字の部分だけ注目すれば得体の知れぬ生き物が
浮遊して会話しているようにも見える

ず~と昔の日本地図?
いや世界地図?
空想世界地図、のようにも見えるし

人間が造った建築物に長い年月をかけて
雨風の自然が掘り上げて製作した作品だ

見とれてしまった

自然は偉い芸術家だ!

               (岐阜市川原町)

2010年6月 3日 (木)

守屋多々志美術館

久し振りに守屋多々志美術館に行った

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大垣では、唯一の美術館だ

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今、「守屋多々志のふるさと大垣」展が開催中だ


守屋多々志は、大正元年、大垣市船町に生まれ
幼少を大垣で過ごした

画家を志し岐阜県出身の前田青邨に師事、
やがて東京美術学校に進学

歴史画を多く描いたほか、
高野山金剛峯寺の障屏画、
高松塚古墳壁画模写事業などに活躍した

平成13年、91歳で亡くなった

ずっと鎌倉に住んでいたが、ふるさと大垣を
こよなく愛し懐かしんでいた

この美術館は、寄贈された作品を中心に
平成13年7月に大垣市守屋多々志美術館として
開館した、というわけだ

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今回の「ふるさと大垣」展は、
なつかしい大垣の町をスケッチしたもので
私の一番のお気に入りである

素朴な筆遣いでありながら、独特のタッチ
構図が抜群で、とてもあたたかい絵だ
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ふるさとに対するなつかしさ、とともに
やわらかな自然や周りの風景が
いつまでも心に残っている

一枚一枚ゆっくりながめていると
ゆったりした気分になるから不思議である
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平日の午後のせいか、来場者は私ひとりのみだ

個人の作品の美術館だからリピーターが
やはり少ないのだろうか

季節ごとに展示替えされるので、ぶらり散歩で
立ち寄っても、そのつど新鮮な思いがするのになあ

奥の細道結びの地を訪ねて全国各地から
大垣へ来る人はけっこういるけど

この美術館を知る人は少ないかもしれない

大垣の観光パンフでも美術館の紹介くらいはあっても
内容まで詳しくはないはず

守屋は、「扇面 芭蕉」シリーズを描いている
「奥の細道」の結び、大垣ももちろん描かれている

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 大垣から桑名に旅立つ芭蕉を見送る木因達

さすがに、歴史画を得意とするだけあって
描くと時代考証に優れ、
その時の情景が生き生きとした絵になり
観るものを感動させる

こんな作品をみると、
大垣の印象もさらに深いものになるだろう

また、守屋は大垣名産柿羊羹の「槌谷」、
味噌せんべいの「田中屋」などのパッケージも
描いたりしているので、大垣との結びつきは
多面的なのである
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美術館を立ち寄った帰りには
水の都、大垣の名物「水まんじゅう」も
近くに売ってますからどうぞ

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駅前通り(東側)にある守屋多々志の記念碑
「青雲之地」も必見だよ

今回の「守屋多々志のふるさと大垣」展は
ぜひお勧めしたい
(平成22年6月27日まで開催中)

入館料は、大人300円です

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