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2010年4月27日 (火)

知多四国霊場の思い出

先日、常滑に行った
やきもの散歩道から足を伸ばし
古い商店街を歩いた

そこで偶然見つけたのが
この小さなお寺だ
Img_1320
「新四国六十四番札所」
「世昌山宝全寺」

なんと懐かしい風景なんだろう
昔の子供の頃に
タイムスリップしたかのようだ

あれは確か昭和30年代だったろう

父のオートバイの背中に乗せられて
新四国八十八ケ所霊場まわりをした

車は「陸王」というけっこう大型で
今から思うと珍しいオートバイだった

丸いヘッドランプ
青色の丸みを帯びたボディ
「ボトボトボト」という力強い音

小学生の私は振り落とされまいと
必死でしがみついていた

新四国霊場は、当時賑わっており
多くの人がそれぞれの思いで
手を合わせていた

宿坊?で泊まったこともあった
相部屋になった人は子供を病気で亡くし
その供養のため回っているんですと
親父と話しているのを子供なりに聴いていた

いまでも、そのことを覚えている

私は、生まれつきの大きな病を持っっていたため
あちこちの専門の医者にも診てもらったが
医療がまだまだの時代で、はかばかしくなく
さらには神頼みである

稲沢にある矢合の観音さんがいいと聞けば
お水をもらいに父と出かけた

近くの谷汲さんもよく行った

観音さま、弘法さん、ご利益あるよと聞けば
どこでもでかけて行った

親父もおふくろも何とかしてやりたいという
必死のおもいだったのだろう

おかげさまでこの年まで何とか生き延びることができた

もちろん、今でも体のどこかしこは悪いのだが
とにかくなんとか生きている
というか、生かされておると言うのかな

こうしたことをすっかり忘れていた

今回、常滑に出かけたことも、
その日の朝のふっとした気分から決めたことだった

なにか「めぐりあわせ」というか
「縁」のようなものなのだろうか

あの親父の笑顔を想い出したら胸が熱くなった

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