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2009年12月 8日 (火)

平山郁夫さんの絵

平山郁夫さんが亡くなった

今年の夏、琵琶湖畔にある「佐川美術館」に行った

Img_6171

やっとETCを取り付け、初めてのドライブ
名神高速に乗って琵琶湖周遊に来て
偶然にこの美術館を見つけた

あの佐川急便が創業40周年を記念して
建てた美術館があることは多少聞いてはいたが、
平山郁夫の作品があるなんてことは全く知らなかった

駐車場に車を止め中に入る

周囲を広い人工的な池で囲ったユニークな建築は、
非日常的な世界へ誘うかのようだ
Img_6159
平山郁夫館に入ると
広い空間にシルクロードの風景の大作が展示されている
薄暗いなかで、やわらかな光が作品をあたたかく包んでいる

はるか遠い異国の大地、シルクロード
静寂の世界がどこまでも続く

息もつけず、しばし無言である
圧倒的な迫力

登場する人物のどの顔にも、
どこか哀しみがある

一人ひとり、内にひめた力強さがある
しかし、何かに対する強い信念がある

そんな男女の姿が描かれている

シルクロードの風景は時を超越した存在感がある
人の生きる時間は風のごとくあっという間に過ぎる

…作品の前では、なぜか私自身を見つめさせる
今の私は何者?

平山郁夫が昭和20年広島で被爆していることを
ここで始めて知った

そのことが平山の人生の原点であったかもしれない
仏というものを、生きるということをどう思い描いたのだろうか

来訪客は多くないのでゆったりした気分で鑑賞できる
絵をぼんやりながめていると、いろいろなことが思い浮かぶ

いつまでも去りがたい気分である

まあ、難しいことは知らないけど、日本画っていいよな!

日本の風土から生まれた日本画は
日本人の感性にピッタリくる

つまり油絵のギラギラ感とは違い
何か落ち着くのだ

うまく表現できないけど、何となく疲れたり
気分が萎えたりしたときに、こうした絵画の前にいると
ほっとした気持ちになってくる

平山さんの絵には、人を包み込むやさしい温かさがある

そうしたことを平山郁夫さんの訃報を聞いて思い浮かべている

平山さんのご冥福を祈る












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