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2009年6月19日 (金)

海を見たくて蒲郡に行った!

急に海が見たくなった
JR東海道線の上り快速電車に乗った
名古屋まではおなじみの車窓
通勤でイヤというほど見ている

金山を過ぎ、共和、大府、刈谷、安城、岡崎へと続く

三河の広い平野には新しい建売住宅が多く
西濃地方独特の農家は少ない
トヨタ系の会社が並び高層マンションもある

幸田を過ぎると始めて海が見えてきた
蒲郡だ
下車する

004
駅が立て替えられ駅前広場が整備されている
最近はどこの駅も同じ風景になり個性がない
まるで金太郎飴だ

観光案内所で地図をもらう
ツッケンドンで事務的なオバさんの応対に腹がたつ

知らない街を歩くときはまず地図を見て
主なポイントを頭に叩き込んでおく
そうすれば誤差はすくない

民俗学者の宮本常一は、
「村でも町でも新しく訪ねていったところでは
まず高いところへ上がってみよ、
方向を知り、目立つものを見よ」と言っている

今度の目的はズバリ海を見ることだ

008

まずは有名な「竹島」をめざす

単調な道を歩く

それにしてもなんて殺風景なところだろう
まるで生活感がない
生きている臭いがない

道路の南には、かつての防波堤がある
しかし、その先には埋め立てられた雑草が生い茂る
広大な土地が海を遠くへ追いやり
ますますツマラナイ風景にしている

011

約15分ほど歩く

竹島水族館などがある公園に着く
老朽化してるが頑張っているようす
今日はここへは入らない

とにかく海にごあいさつだ
目の前に竹島が浮かぶ
ふんわりした丸い形の独立した島だ

019
汐風が吹いてくる
顔に当たる
やっと海の臭いがしてくる
6月でも太陽の光はきつい
すこしひんやりした海風が心地よい
018

無粋な看板が集まっている
アサリがうんぬんなんてことばかりだ
本日の潮干狩りはありません?
そうでしょうね
こんなに潮があっては無理だろう!

024

竹島橋を渡る

橋の長さ387m
まっすぐに伸びている
海の中に浮かぶ島
森が全体を包む神秘のエリア

029

まるで異次元空間に突入していくような気分
海の上に鳥居が建っている
八百富神社という
島全体が神域である
039
竹島八百富神社社叢は天然記念物に指定されている
木々が鬱蒼として昼なお暗いところだ
不思議なことに
この島は対岸と林相が違い暖帯原始林だとか
やはり、異次元だな
041
これが八百富神社の本殿
祭神は市杵島姫命で
平安末期頃、藤原俊成という人が
近江琵琶湖の竹生島から勧請したものだという
いわゆる竹島弁財天という
046

福種銭というのがあった
お金がたまるらしい
さっそく初穂料100円納めた
貯まる前に散在してしまったようだ(笑)

絵馬があった
045
父ちゃん思いのやさしい子だ
ホロッとしますな

043
よい教え子をお持ちです
親しまれているんですね
絵もユーモアがあっていいですね
羨ましいです

面白い、というか
自分のことより他人を気遣う内容がけっこうあったのは
ここに来ると、何かが優しい気分にさせるのですかね

本殿横を抜けるとパッと明るくなった
展望が開けた
急な石段を下りる

050

龍神岬といういかつい名がついている
雨風をよぶのはやはり伝説上の動物・龍だ

052
眺めが素晴らしい
向こうに見えるのは三河大島かな
055
石柱が真ん中で真っ二つに割れたのがつないであった
強風に折れたとは思えないし
なにかあったのだろう
060
映画のロケに使われそうな風景だ
三河湾内だから波は比較的穏やかだ

062
島が遊歩道になっている
岩肌をゆっくりゆっくり歩いても良し
すわって遠くの海を眺めて
日がな一日過ごしてもよし

あ~、気持ちいいな~
海はやっぱりいいよな

067
竹島から竹島橋をみる
山の上にあるホテルは蒲郡プリンスホテルだ
以前は蒲郡ホテルで昭和9年に名古屋の繊維商社の
滝信四郎らが建てたものとか
ちなみのこの竹島橋も昭和7年に始めて架けられた
それまでは、船で渡っていたとか

また、弁天様の特別な御開帳の時だけ
仮橋がつくられたとか
078
橋の東にある「海辺の文学記念館 」
この地に常磐館という料理旅館があったが
老朽化して壊された
その跡地に建てられたのがこの記念館

菊池寛、川端康成、与謝野晶子、三島由紀夫、
谷崎潤一郎など多彩な文人がこの旅館を訪れた

小説の舞台にもなったし、エッセイにも出てくる
それほど昭和の景勝地でも有名だったようだ

吉田初三郎の描いたパノラマ観光図が展示されていた
その絵にはやはり竹島橋は描かれていなかった

今訪れる若い人はこんなこと知らない
それほど感動もしないかもね
まあ観光地としては古い部類に入るだろう

西美濃地方の養老の滝といったところかな

思いつきでやってきた蒲郡
海を見たさに、潮風を感じるために来た

どこに行ってもやはり過去と切り離しができない
単なる海の風景でも歴史はある

帰途の快速電車では心地よい疲れと振動で爆睡した




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