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2008年9月11日 (木)

東海道本線の車窓から(尾張一ノ宮~名古屋)

大垣を出て、やっと「尾張一ノ宮」駅まで来ました

大垣から快速で20分、朝の通勤時で25分で着きます

さて尾張の一宮というのは真清田神社のことです

駅の東北約1キロくらいにこんもりとした森がみえます

その神社の境内に服織神社というのがありますが
機織のカミサマが鎮座しております

ここ一宮は、昔は大垣と同じく紡績業が盛んでして
女工さんが集団就職でやってきた時代もありました

繊維産業自体がすたれ、街は元気さを喪失

いまや完全に名古屋のベッドタウンです

そのためか駅前あたり高層マンションの建築ブームです

そりゃ、名古屋駅から10分ですよ

東京では考えられないですよ、この近さは

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さあ、一宮駅を出ましょう

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名鉄線の高架がだんだん離れていきます

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やがて高架を降りると名神高速道の下をくぐります

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東海道線から分離し西側を並行して走る線路

草が覆い繁ったなか徐々に坂を上がる

やがて本線を跨いで東に降り東側を並行して走る
これが貨物専用線である

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東側には、エスフーズや丸八製版などの新築工場が並んでいます

このあたりは旧国鉄時代の稲沢操作場の北端かな

国鉄からJRに変わり操車場も駅南に縮小され、
その広大な跡地に大規模な街づくりがやっと始まったのだ


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東側の中ほどにアピタが建設中である

「リーフウォーク」という名になるようだ

大型SC建設で周辺はどう変わるのか

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駅に近い一部のマンションではすでに入居しているし
さらに多くのマンションが建設されるのだ

JR稲沢駅は2000年4月に新しくなったが
駅前は目だった店もなく寂しい限りだった

快速も一部を除き通過していくが

普通電車でも名古屋までたった10分で着いてしまう

すごく近いのだ

これまで開発されなかったのがおかしいくらいだ

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まあ、稲沢と言えば誰でも国府宮の裸まつりを思い出すでしょう

真冬の2月に裸男のもみ合いは迫力満点ですね

名鉄「国府宮」駅のすぐ東にありこちらが近くて便利だから

どうしてもJR稲沢駅前は発展できなかったのでしょうね

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稲沢駅東はJR貨物の操車場です
コンテナ貨物を繋いでいく作業がみられます

私など操車場というと日活アクション映画など想い出しますね
逃げるヒーロー追うやくざ達、貨車に隠れて足だけ見えたり
蒸気機関車の「ボー」という警笛、動き出す貨車

そんなセピア色の世界は消えてしまいました

そう、まさに時代は変われリなんですねえ

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さてと、右側の車窓にも注目しましょう

稲沢駅をでてすぐに白亜の高いタワーが目に付きます

173メートルあり世界一高いエレベータ試験塔で
「ソラエ」なんていう名がついてるんだそうで

これ三菱電機の稲沢製作所です

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(2007年、建築中のタワーを稲沢駅の陸橋から撮影)


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4本のレールが走る
複々線のようにみえますが
左の複線は貨物専用線の「稲沢線」です

JR貨物の稲沢駅から名古屋駅まで走っているんです

次の清洲駅も快速は通過します

清洲駅は東にのみ改札口があるが駅前商店街もなく小さな駅です


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清洲駅のホームから西側を見ますと大きな工場がみえます

頭痛薬ノーシンでおなじみのアラックスです

西側には駅がないのです

畑が見えて、どう見ても大都会の近郊なんて思えませんね

ところで、この清洲駅のあるのは稲沢市なのですよ

稲沢市にあって清洲駅なんです

なんだか変ですよね

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清洲駅を過ぎると西側から東海道新幹線が接近してきます

そして名古屋までず~と並行して走ります

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東名阪自動車道の高架下をくぐります

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左手の東側には五条川をはさんで公園と再建された清洲城が見えます

本来の清洲城址は五条川の北側です

桜の季節が一番で朱塗りの橋が美しく映えます

お薦めのビュースポットです

貨物線が本線をまたいで右手の西側に移動する頃

やがて左手に大きな工場が見えてきます

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キリンビール名古屋工場です

できたてのビールが名古屋周辺の店に運ばれていきます


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左手の東側から城北線の高架が近づき本線を越えて西に入ります

城北線は奇妙な経過をたどりました

国鉄時代に東海道と中央線をつなぐ路線として計画されました

しかし、財政難と需要が見込めないため計画が萎み

枇杷島駅~中央線の勝川駅間を繋ぐ路線として中途半端なものになりました

非電化で1両、運営もJR東海の子会社・東海交通事業に任せきり

しかも1時間に1本しかない不便な電車なんです

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新川を渡ります

どんよりとした川という印象です

新川といえば東海豪雨で決壊し大きな被害を出しましたね

新川は江戸期に庄内川の洪水対策としてバイパスの役目を果たすため

新たに開削された人工河川なんです

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枇杷島駅です

快速は通過します

城北線ののりばと車両がみえます
都会の鉄道で1両とはなんとも情けない

ただいま駅は工事中です

駅の東にあったセメント工場跡地に

大きな滞水池をつくり、上を駅前広場に整備して
東側にも駅を造っています


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枇杷島駅の近くにこんなレンガの通路がありますよ

いつだったか途中下車して発見しました

NHKの「中学生日記」のロケにも使われてましたね

ちょっとドキドキしていい感じでした

一度探検してください

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枇杷島駅を過ぎてすぐ名鉄線が下を抜けていきます

名鉄の西枇杷島駅が見えます

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庄内川を渡ると、いよいよ名古屋市に入ります


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名鉄電車が、今度は左手から接近してきます

名鉄病院が見えるとすぐに名鉄栄生(さこう)駅があります


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名鉄線が地下に入っていきます

豊田の産業記念館を過ぎると
高層ビルのルーセントビルが近づく

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駅前の高層ビルが見える

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元気な名古屋も言われるほどに東京や大阪の大都会ってこともないし
横浜や神戸のような洗練され集積された都会のイメージもない

でも、名古屋駅前付近は確かに変わりました

愛・地球博をきっかけにずいぶんきれいにもなったようにも思われますね

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大いなる田舎でもある名古屋だったり

ナゴヤめしが話題になったり、馬鹿にされたりしても
けっこうナゴヤって面白いといって遊びに来る人も増えましたが

車窓を眺めながら、そんなことなんかボンヤリ夢想しているうちに
車掌のアナウンスが入ります

「まもなく、なごやです。ご乗車ありがとうございました。

お乗換えのご案内を‥、新幹線東京方面は‥  ‥」

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名古屋駅だ

さあ、今日も一日がんばりましょう

                            (終)

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