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2008年7月18日 (金)

雨降って‥

台風の影響か朝から強い雨が降ってきた

昼前にはやっと止んで空がやや明るくなった

激しい雨の中、家の周りを見回ると雨水が池のようになっていた
心配していたが、雨が上がるとほとんど消えた

土というものはありがたいものである
ゆっくりゆっくり水を地中に吸い込んでいってくれる

001

連日30度を超す暑さとこうした雨は植物には絶好の恵みとなるのか

わが家には槙の木3本と小さな庭木が数本あるが、とてもお庭といったものではない

それでも自己流の手入れをしなきゃならん

困るのは雑草である
草をとっても、あっという間にまた生えてくる

ほって置くと好き勝手に伸びるは、伸びるは。

かといって除草剤をやるのもはばかられるし

雑草には多くの生き物が集まる
ミミズ、トカゲ、蚊、蜘蛛、蝶そのほか名前も知らぬ虫たち

連れあいが何とかしてよ、というが
こまめに雑草を抜き取るしかない

005

場所によっては雑草の天下である

困ったなあ、と思っていたら
最近、雑誌「サライ」に堀 文子さんがこんなことを書いていた
すこし長いけど引用しよう

「‥(中略)‥どこの町の草むらにも道端にも見かける草が、
私の庭を気に入ってくれたのが嬉しい。

雑草と呼ばれるこの草達の目立たぬ地味な姿をさげすみ、
見つけ次第抜き捨てる人は多い。

何百年も人に踏まれ、愛される事のなかった雑草達。

その悲運にへこたれず、いじめに負けず己を鍛え強く逞しく生き続けた。

水やりもされず、肥料も貰わず、暑い日向も日陰もいとわず、
わずかの土を見つければ根を張った草達。

目立たないが、花も葉も立ち姿も整然としたリズムを奏でる愛らしい姿を、
しみじみと見詰める事のなかった人間。

花屋で売られず、人の慰み物にならなかった事を誇りとし、
踏まれる度に自分を鍛えた雑草の自立の姿に
私はひかれるのだ。‥(中略)‥

こんな花達を雑草と呼び蔑んだ人間の傲りを、はずかしく思わずには居られない」

スゴイ!

こんな思いができるなんて仏さまのような人だ。

生きているものすべてにこうした温かいまなざしを送ることができるなんて

私らは、余りにも自分のことだけしか考えない
余裕のないギスギスした日常からはとても生まれにくい

かといって、雑草を愛でよ、取るなということではないだろう

ここにも、小さな命があり懸命に生きているという気づきが大切なんだろう

これからは、「ごめんね。ごめんなさい」と心で唱えながら草取りをしようと思う

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