揖斐川のやな鮎料理
ホント、残暑きびしいですね
お盆が過ぎてもなかなか涼しくなりません
食欲もイマイチで夏バテしそうです
西美濃の代表的な川は、揖斐川です
川魚の代表は鮎
そこで、夏の季節だけ限定(10月上旬まで)の簗鮎料理を食べにいきました
揖斐川が山あいを流れて濃尾平野に出るところに
赤い橋「川口橋」がありますがそのすぐ下の店に入りました
揖斐川ではここが最も上流にある店でしょう
揖斐川には5ヶ所程度こうした店があります
どこでも河川敷内に掘立小屋を建てての営業です
支流の根尾川にも多くのやな料理があり、
この季節は涼を求めて名古屋や遠く関西方面からも多くの観光客がやってきます
特に今年は完成した徳山ダムとセットで出かけてくる人も多いようです
鮎といえば、川釣りですが、岐阜県では揖斐川、根尾川や長良川、馬瀬川などが有名ですね
また、ご存知「長良川の鵜飼」も伝統的な鮎漁のひとつで、
芭蕉も
「おもしろうて やがてかなしき鵜舟哉」と詠んでいますね
ところで「やな」ですが
『簗』というのは鮎が産卵のために川を下るころ
川を堰き止めて、その堰のひとつに竹の箕を貼り
落ちてくる鮎を獲る漁法です
他の地方でもあるんでしょうが、揖斐川はけっこう有名です(ホント?)
この簗は観光用です
水しぶきをあげていかにも涼しそう
小さな鮎はいますが簗にかかる鮎はいないですね
河川敷の中ほどに降りて涼しげな小屋に入ります
お盆の時期など、お昼時は超満員です
さすが、お盆も過ぎれば少なくなりますが、
それでものんびり訪れる近在の人が主流でお昼どきは満席になります
鮎料理は、「特・最高豪華コース」から「お値打ちコース」まであり
値段も4500円から2500円
お腹と財布の具合によって決めます
私は「お値打ち」にしました
塩焼き、魚田、フライ、甘露煮、鮎雑炊、ご飯のセットです
一般標準コースではこれに刺身、酢の物がついた7品のフルコースかな
鮎はなんといっても塩焼きが一番です
焼きたてが運ばれてきます
アツアツを口にするとそれだけで「シアワセ」って気分です
魚田というのは、焼いた鮎に赤味噌をのせたもの
やはり、赤味噌の文化圏ですね
フライは頭から豪快にかぶりついてケッコウ
甘露煮も身が引き締まっていてうまい
最後は鮎雑炊です
鍋に入れたままで運ばれてくるので
お汁をいただくようにお椀にいれます
あっさりした薄いしょうゆ味です
2杯はあります
お腹一杯になります
食べた後は、簗に下りてみるといいですよ
ザーザーという川のせせらぎを聞きながら
おいしい空気を吸い込んで背伸びでもしてください
イイヨ~!
ところで、この鮎は天然ですか?
残念ながらノーです
天然ものは、料理屋へでも行かないと食べれません
それも値段が相当高い
特に鵜飼で獲った鮎は鵜の口跡が残ることから
岐阜の長良川河畔の高級料亭では珍重されるといいます
数年前に鮎釣りされる近所の方から
釣ってきた鮎を十匹程いただいたことがある
小振りだったが、身がギュと引き締まり
独特の色と香りがして
いかにも釣り上げたという感じだった
たしか、塩焼きにはできず煮魚にしたと思うが
味は抜群にうまかったことを覚えている
多くの客の需要を満たすためには養殖に頼らざるをえない
いけすで泳ぐ鮎を手早く料理して焼きたての鮎を食べられるのも
嬉しいではないか
ただ、欲を言えば、もうすこし身が引き締まった鮎にならないだろうか
このままだと何だか、養殖の鱒と同じになってしまうような恐れが
しないでもない
それはそれとして、夏の揖斐川の風物詩をこれからも楽しみたいのだ
来年も行くぞ!
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コメント
あることを検索してたらこのブログに出会いました。
20年前まで大垣に住んでました。
現在は東京の港区に住んで千代田区で働いてます。
大垣にはずいぶんと行ってないのでとても懐かしく拝見しました。
このブログほんとにいいですね!
揖斐川のやなにまた行きたくなりました。
どんどん更新してくださいね。
投稿: 都心で働く大垣人 | 2007年8月28日 (火) 09時53分