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2007年2月25日 (日)

西美濃の名水(4)

養老の「菊水泉」

揖斐・関ヶ原・養老国定公園の中心的観光地のひとつが
養老の滝である。

今回は、ここにある名水「菊水泉」を紹介しましょう。

養老の滝の歴史は古く、
これまで多くの文人墨客が訪れている。

が、シーズンオフの今は特に人が少なく、
立ち並ぶ店も閉めていて、寂しい風景だ。


Photo_85

高さ30メートルの滝から音を立てて落ちている。
南斜面が崩れ、えぐられて、木々がなくなってしまった。
かつての滝の持つ神秘的な風情が薄れている。


Photo_84 


滝に向かう坂道の途中にあるのが養老神社。
この急階段を登る。

この神社を訪れる人は少なく静かだ。


Photo_79


この神社境内に名水「菊水泉」がある。
山からじわじわと清水が湧き出ている。

ほんとうに、しみ出るという表現がピッタリである。

Photo_80
神社の境内のため
この場で直接、手にとって飲めない。
案内板には「菊水霊泉」とある。

奈良時代、源丞内という男が
老父に湧き水をすすめたところ
酒に変わったという
親孝行な話。

時の元正天皇(女帝)は
このことを知り、年号を「養老」と改めたということだ。

Photo_81

歴史書によれば、
霊亀3年9月、元正天皇は美濃国不破の行宮に赴き、
数日間滞在した。
そのとき多度山の美泉にふれ、
その効能にいたく感心してこれを天の恵みとして
同年11月、「霊亀」を「養老」と改元した。
そして賜物が下賜された。


この水は環境省の名水百選に選ばれた
お墨付きの名水である。

Photo_82

井戸と違い、水量はそれほどはない。
しかし、山が長い年月をかけて溜め込んだ水だ。
ミネラルが豊富で、美味いはず。

Photo_83
このときも、
常連と思われる人が何個ものポリタンクに名水を詰めていた。
名古屋ナンバーの車だった。

Photo_86
土産物屋の店頭には、
こうした名水仕込みの飲み物が並んでいる。
名水、ビール、ラムネなど。

桜の季節には、大勢の花見客が繰り出す。


名水を使ったコーヒーやお茶が美味いという。

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