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2006年11月 2日 (木)

クマが逆襲し始めた!

クマの逆襲!
クマのニュースが連日賑わしている。
ツキノワグマが里に下りてきているのだ。

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そして、とうとうJR東海の「さわやかウォーキング」の
常設3コースも中止に追い込まれてしまった。

このような事態は始めてだと思う。
台風や豪雨などの気象状況での中止はあったが
熊で中止など聞いたことがない。

ことはそれだけ深刻だということだ。
特に西美濃を始め岐阜県では大きな問題となっている。

今年はすでに岐阜県内で140頭の熊が捕殺されているそうだ。
(中日新聞10月30日岐阜県版)

西濃地方では、最近でも、
揖斐川町谷汲長瀬で4歳くらいのメスのツキノワグマ(23日)
池田町願成寺で2~3歳くらいのツキノワグマ(25日)
関ヶ原町玉の山林で5歳くらいのメス(26日)
揖斐川町白樫で2歳くらいのツキノワグマ(26日)が
いずれもオリに入っているが発見され捕殺された。
ほぼ毎日こんなニュースがある。

そしてその中でも
クマに襲われてけが人が出るなど事態は深刻。
近くの住民はびくびくしている。

30日の中日新聞・岐阜県版の「ニュースeye」でも特集で
『相次ぐクマ出没』を取り上げている。

捕獲されたかわいい子ぐまを殺すことは忍びない。
できたら山へ返してやりたい。(関ヶ原町役場)

また、今年、山形市で行われた「マタギ・サミット」で
「村人の過疎化・高齢化で人間力が弱体化した山村では、
野生動物たちによる、里への”攻勢”が始まった」
(東北芸術工科大学の田口洋美教授)

「かつては、餌がなくてもクマは人の住む里には
ほとんど姿を見せなかった。
山村の衰退がクマの侵入を安易にしている」という。

じゃ、どうすればいいのか

捕獲したクマをよその奥山に放す「学習放獣」
数年前から全国で実施されてきているが難しい、という。

私は考えるに、
昔は、もっと「住み分け」ができていたと思う。
クマやサルやといった野生動物にも自然の恵みを分け与える
やさしさがあったのだ。

全部、自分のものという強欲な考えではなく
もっと謙虚な生き方がなされていたと思う。

今では、より奥へ奥へと無制限に一般人までが気軽に入り込んでいく。
例えば、山菜取り、ハイカー、電力会社、など
動物達の聖域ともいうべきエリアを人間が侵している。
その抗議行動が今回のクマ騒ぎではないか。

とにかく山村の荒廃はひどいものだ。
山で暮らす人々の生活が成り立つ仕組みを
きちんと考えることで
都会の生活が維持できることに気付かないと
ますます危うくなる。
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「ある日、森の中、クマさんに出会った」などと
のんびり歌っている状況ではないぞ!

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