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2006年8月 9日 (水)

完璧な無用庇です

Photo_32

綺麗に手が入れられた2階の壁。
でも、気づいた?
この庇は何のためにあるの?

かつて庇の下に窓があったが何らかの理由で閉鎖されたようだ。
でも庇だけは残してきれいに修復した。

超芸術トマソンの世界ではこれを無用庇(ひさし)と分類する。
あっても役に立たない無用のものだが残されたんだ。

街の中、歩いているとこんな類のものをけっこう発見する。
これをつくった人は、芸術品をつくろうと意識していない。

そして気付く人もいない。
遊び心を持った人、あるいは夢の中で街をうろつく人が
これを偶然発見する。

その時から、この物件が光を放つ。
しかし、消滅するのもはやい。
本来、壊される運命にあるものだからだ。

足元見て歩くのもいいけど、
時には見上げてみよう。

(名古屋市緑区鳴海町)

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