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2006年7月20日 (木)

汽車に飛び乗る

おやじの背中(6)

岐阜の花火大会へ親父に連れていってもらったことがある。

まだ国鉄と呼ばれていた頃だ。
当時の足は汽車、バスが主流でマイカーなんてほとんどなかった。

小学生の子供3人と親父で夕方出かけた。
長良川の花火大会は今でも人気の夏のイベントで当時でも人気は高かった。
河川敷で大勢の人込みに混じって
パーと開く大きな花火とお腹にまで響くドド~ンという音響は楽しかった。

喉が渇いたので親父が気を利かしてアイスクリームかなんかを買いに
人込みを掻き分けて離れていった。

子供3人は少し不安だった。
いつまで待っても帰ってこない。
親父がこの場所を見つけられないのだ。

私らは花火どころではなくなった。
必死で周りを見ているとやがて親父が気がついたらしくほっとした様子で手を振り、戻ってきたのだった。

花火も終わり、岐阜駅に着いた。
もう夜も遅いので汽車もそんなにない。

ホームに下りると汽車が今発車しようとしている。
親父は「おい。乗るぞ!」と私たちをせかした。

エっ!ホームを走った。
当時は自動扉ではなかった。

デッキが開いていて動いていても乗れたのである。
しかし、大人ならいざしも子供である。それも3人。

エイヤーと必死の飛び乗ったのである。
どうにか事故にもならず無事帰宅できた。

親父のこの無謀で無茶な危険行為は今となっては思い出のひとつである。

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